稽古場所:   \稽古時間:  

☆沖縄県首里に本部道場をかまえる沖縄小林(しょうりん)流武聖館テルヤ道場ながの支部のブログです☆
沖縄小林流の形と基本を中心とした稽古を、老若男女問わずみんなで日々頑張っています。

連絡先:
okinawakaratecircle@gmail.com
(クニエダまで)
            

2015年3月18日水曜日

おかやま支部、頑張ってね!!

今日は子供の卒業式でした。

この間、元気に幼稚園に入学したのに

2年間元気に友達たちと過ごし

一回り大きくなりました。


おかやま支部も今年で3年目を迎えます。

残念ながら、私の仕事の関係で長野市に引っ越すこととなり

今までのように指導できなくなりました。

しかし 大人の稽古生やご家族の支援、また子供たちの熱意で

おかやま支部はともに稽古する仲間として存続することとなりました。

阿部さんを中心にみんなで頑張ってくださいね。

新しいおかやま支部のブログアドレスです(http://okinawakaratecircle.blogspot.jp/

阿部さんがしっかりと稽古を続け、

沖縄で照屋先生から黒帯の審査を受け、

立派な指導者となるまでは、しっかりと責任を持って指導させて頂きます。

それまでは子供たちの昇級審査にも岡山に戻ってきます。

お父さんもお母さんも参加してみんなで一緒に稽古しました


今の世の中は

インターネットやライン等のバーチャル内での

偏った交友関係や、投稿した内容が一生消えないといった

新しい情報の存続の仕方の中で

子供たちにとっては、生きにくい世の中に変わってしまって

大変だろうと心配もします。

でも子供たちにとっては今の世の中が全てですから

大人の心配なんてあまり意味がないのかもしれません。

彼らの生きる世界の中で、自分たちで考え、自分で決断し

失敗しながら立派な大人になっていくしかないんだろうなと思います。

大人ができることは、少し離れて、あまり口を出さないように

でもしっかりと見守り、聞守りしながら

子供たちの健やかな成長を商売にしたり、

弱みとして脅したりするようなおかしな人間から生じる失敗から、

子供たちを守り、彼らの自発的な成長と

決断を促すしかできませんね。


空手の教室をしていると

「強くなる」とはどういう事なのかとよく考えます。

人に「勝つ」という事は確かに強さを確かめるためにはとても

重要だと思います。

しかし船越先生も、空手20か条の中で、

勝つことを考えるのではなく、負けぬ工夫が大切なのだ

と仰っています。

負けないためには、まず自分にとって「負ける」とは何か?

についてもう一度問い直す必要があります。

社会一般の常識や勝負の世界ではなく

自分にとっ「負け」とはなんなのか?

生きていくうえで負けることはなんなのか?

失いたくないものはなにか?

そして負けたくないこと、負けてはいけないことが見つかったら

それに負けないように常日頃から

工夫する必要があると思います。

空手はその日々の工夫を助けてくれると思います。

それはもちろん、日ごろの鍛錬によって

肉体的な強さを身に付けること。

そしてその鍛錬を自分の意志で続けることによって

同じことを何度も何度も繰り返すことによって

心の強さが身につくものと思います。

僕自身も日々鍛錬で、一生続けていくことと思います。

岡山のみんなも沖縄のみんなも日々鍛錬を続けて

またきっと一緒に稽古したいですね。

僕は新しい長野の地で

また道場を構え頑張っていきます。

本当に2年間ありがとうございました。

今後ともよろしくお願いします。